(犬丸勝子イヌマルミツカ)
久しぶりにブログ書きます。
本日は、戦争についての定義とでも言いますか、国際紛争の見方について
日本は世界広しと雖も、類を見ない「無条件降伏」をした国です。
そのため、国家ならば、当然有する権利を全てなくしたと言っても過言ではありません。
GHQ(英、米、ソ連(ロシア)、中国)支配下で、牙を抜かれた狼、「物言わぬ羊」教育を戦後は徹底的に行われました。
それは、すでに70年以上経ちました。そのため、ある意味、幸いにも日本は長期に渡り戦争というものを経験していません。
しかし、その反面、無防備になりすぎ、「平和ボケ」になりました。
それが顕著なのが、若い子たちの考え方です。いえ、戦争経験したはずのご老人までが「国が絶対自分を守る」と信じているのです。
国に従えば間違い無いと思っている様です。
ですから、その信じている国が「憲法改正」と言えば、「改正に賛成」と、深く考えずに、追随しているかの様に見えるのは私だけでしょうか。
ところが、本当に国がいうう通りにことを進めるべきかどうか少し考えていただきたいのです。なぜなら、戦後70年以上経ち、政治家でさえ、
戦争を知らない人たちばかりだから、平和ボケ世代ばかりになっているため、戦争経験がない物言わぬ羊たちで憲法改正するのは、非常に危険だ
と考えるからなのです。
皆様もご存知だと思いますので、以下に簡単に、国際間の紛争の見方を書きます。
戦争とは、
まず1、日本が戦争責任を問われることになったのは「満州事変」。1931年9月18日南満州鉄道爆発事件です。これは、詳しいことは省略しま
す。関東軍の石原莞爾(後に立命館大学教授)が首謀者で、南満州鉄道を爆破した事件。
ここで、事変とは「国の宣戦布告なしに国際間で行われる武力衝突行為」のことを言います。
これが現在の中国と日本の間で長年続くわけです。
のちに日中戦争に含まれてしまった様です。
次に2、日本は1941年12月8日「真珠湾攻撃」を海軍が起こします。
いわゆる、奇襲攻撃。
奇襲攻撃とは、敵の予期しない時期・場所・方法により組織的な攻撃を加えることにより、敵を混乱させて反撃の猶予を与えない攻撃方法です。
私がいうところの「急迫不正の攻撃」です。
これは、国の宣戦布告を行わない、不正な攻撃です。
ところが、実際は、攻撃前、当時の東郷茂徳外相が「米国に対し宣戦布告する予定でしたが、その宣戦布告が攻撃の後に行われ問題になったので
あります。
この攻撃では、帝国海軍は東京裁判で処刑されていません。
一方、この同日、真珠湾攻撃と同時に南方のイギリス領マレーを攻撃したマレー作戦の帝国陸軍が「東京裁判」並びに、現地の裁判で処刑となり
ました。
3、日本が現在の中国へ軍を進めた理由は、当時は「自衛のための戦争」だったのです。なぜなら、アジア地域は、日本以外は後進国で、強国の植
民地下にあったわけですから。日本はアジア、いえ、アフリカまでも巻き込み、連帯し、自衛しようと考えていた様です。いわゆる、自衛戦争で
す。
ここで、「自衛戦争」とは、国家が自らの主権(縄張り)を維持・防衛するために自衛権の行使として行う戦争のことを言うわけです。
自衛戦争とは、自衛のためなら、国内にとどまらず、必要ならば国外にまで出かけ戦争することも自衛戦争に含まれます。
陸軍を中国大陸やモンゴル、インド、ソ連国境、南はボルネオ島あたりまで進出させたのは「自衛のため」でありました。
4、ところが、日本はアメリカの参戦により大敗。「無条件降伏」することになります。
軍事力(自衛隊はもはやロシアよりも上に位置する軍事力ですからここでは自衛隊も軍に含めます)を使った、国際間の紛争は、最後には勝った
ところの主導で話あいが行われるのが通常です。日露戦争は話し合いで解決しました。
ですが、この太平洋戦争では、話し合いではなく、「勝利国が敗戦国を裁く」という、前代未聞の結末でした。
なぜ、その様になったのか、理由は不明です。この点は今の世襲議員がご存知かもしれません。
ここで、日本は侵略国、いや、陸軍だけが「侵略戦争」したと結論づけた解決、結末かもしれません。
陸軍はなぜここまで目の敵にされたのか。
この侵略戦争とは、侵略の目的で武力を行使して争う戦争のことを言います。
いわゆる、一般的に戦争とは、「国家の宣戦布告により始まる武力衝突」です。
これは、世界で、合法的に認められていました。
しかし、東京裁判以来、先に攻撃したほうが、侵略とみなされる様になっています。
ですから、事実上、どこの国も先に戦争することはできません。もしすれば、世界から攻撃受け、待ってるものは死刑です。
自衛のための戦争しかできないのです。
仮に、自衛のための戦争でも、それでも、負ければ、勝った国の思い通りに裁かれ「例え、自衛のための戦争で始めた戦争でも、侵略戦争」と認
定されます。
ですから、現在では、国家間の戦争は、合法的に行える状況ではなくなっています。
ちなみに現在の日本国憲法条文は以下の通りです。
第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】
1 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる
戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永
久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交
戦権は、これを認めない。
この第9条の解釈として
第1項:国権の発動たる戦争、とありますが、これが宣戦布告した国家の武力衝突と解します
武力による威嚇又は行使とは、戦争に至らない事変等の武力衝突と解します
第2項:前項(いわゆる第1項)の目的を達成するための戦力不保持、交戦権は認めない。とありますから、第1項の武力行使とは、「宣戦布告
した戦争、事変の際)の際の戦力不保持、交戦権を認めないと解することができます。
とすると、現行憲法では「自衛のための戦力不保持、交戦権は認めない」とは書いてないのです。
むしろ、反対に、自衛のための戦力保持、交戦権は認めた条文と解釈できるのです。
とすると、現在の憲法で、自衛隊で自衛できるため、憲法改正の必要は全くありません。
「国家による宣戦布告した武力衝突、事変、侵略戦争」国際間紛争は、これは現在の第9条ではできませんから、これらをしたい場合は憲法改正
の必要性があるでしょう。
しかし、先述しましたが、東京裁判以来、先に手を出した方が世界からの攻撃を受けますから事実上「国家による宣戦布告した武力衝突、事変、
侵略戦争」は、事実上、現在できません。
現在の日本国憲法が今や「世界の常識」になっていると解されます。
これだけ、戦争できない世界になっているにも関わらず、現行憲法を改正する必要があるのでしょうか?
以上